1. HOME
  2. 伊和新聞
  3. 「令和の学校」ってどんな学校 No43 名張市立北中学校

「令和の学校」ってどんな学校 No43 名張市立北中学校

6月も中旬を迎え、中学校では学校行事が目白押し。今回訪れた名張市立北中学校では、5月28・29日には名張市中学校総合体育大会、31から1日は修学旅行、7日は進路説明会、そして、体育祭の練習や準備が行われ、16日に体育祭本番。それが終われば27日から1学期末テスト、中学3年生は進路を考える時期にも近づいてきた。これらの行事をスムーズに、そして何よりも子どもたちにとって有意義なものとなるよう、先生方の職務や心配りは並大抵ではない。北中学校では、先生方が、どのような思いで、どのような取り組みをしているのか、山㟢博史校長に話をきいた。

お忙しいところ、時間をとっていただき、ありがとうございます。
大変お待たせして、申し訳ありません。急な電話がかかってきたので、お約束の時間にお越しいただいたのに、お待たせしました。コロナ禍でもあり、市教育委員会をはじめ、市内の中学校長と絶えず情報交換・情報共有をしながら、学校経営をしている。私だけではないが、皆忙しくしている。

北中は何年目になるか。
まず大学を卒業してすぐに、久居町立久居中学校(現津市立)に配属となり、3年間勤務した。その後、地元名張に転勤となり、開校間もない南中学校に3年、そして北中学校で9年勤めた。4年間の三重大教育学部付属中学校での勤務の後、再び北中で4年間。更に名張市教育委員会や三重県教育委員会での勤務の後、教頭として南中学校で1年、市教育センター長として1年、一昨年本校に校長として戻ってきて3年目。北中では、20歳代後半からから30歳代前半、40歳代、50歳代と自分自身の各年代で、計16年間勤務をさせていただいた学校で、教師として育ててもらった学校であるので、思い入れも強く、恩返しがしたい学校である。
コロナ禍で大変だったことは。
校長になった時に、緊急事態宣言発出により「全国一斉休校」となった。校長の職務そのものもまだまだ手探り状態の時、前例のない「休校措置」に正直言って戸惑いがあった。市教委をはじめ、先輩校長などに相談をし、アドバイス等を受けたりしたが、どの校長も初めての経験であったので、何かと大変であった。子どもたちは学校に来られない。勉強もそうだが、特に学校行事や部活動などができないのは、子どもたちにストレスも溜まるし、大変な状況であった。でも、こうした中で、先生方は「子どもたちを何とかできないか」と知恵を出し合い、工夫しながら、もちろん感染症対策を十分講じながら、対応してくれた。本校の先生方はほんとによくやってくれたと思う。……

続きは令和4年6月18日号の伊和新聞に掲載しています。
※ご購読は名張市上八町1482 伊和新聞社 電話63-2355まで。定価月760円(郵送地区別途)、一部200円。

伊和新聞

伊和新聞一覧