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伊賀市とロート製薬が協定

伊賀市と同市ゆめが丘に工場と物流拠点があるロート製薬(山田邦雄代表取締役会長・本社:大阪市)は4月5日、伊賀市役所において「包括連携に関する協定書」を締結した。
伊賀市とロート製薬が連携し、地域の様々な課題の解決、市民サービスの向上、地域の活性化を目的とするもので▽健康増進及びスポーツ振興に関すること▽教育、食育など次世代の支援に関すること▽環境配慮など、持続可能な社会の実現に関すること▽市の産業振興に関すること▽その他、市民サービスの向上及び地域の活性化に関することを連携事項とした。
ロート製薬は1999年、旧上野市(現伊賀市)に「上野テクノセンター」の操業を開始し、目薬をはじめとするOTC医薬品やスキンケア製品を生産しており、現在では進出時の3倍以上に拡張。2022年には最先端技術を活用したスマート工場(C棟)を完成するなど、主力工場として発展し、品質管理や物流の拠点となるマザー工場として機能している。従業員は570人、そのほとんどが伊賀、名張市民。
協定締結式で山田会長は「これを機に多面的に、市民に寄り添う形で、明るく健康的な地域を育めれば」と話し、岡本栄伊賀市長は「持続可能なより良い社会のために、文化面も含め、色々な場面でご一緒頂きたい」と語った。

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