名張商議所・上野商議所 気持ちも新たに地域経済の発展願う

名張商工会議所の新年祝賀会が５日、名張産業振興センターアスピア（南町）であり、会員や北川裕之名張市長始め約１３０人が出席し、自粛していた鏡開きや祝宴が３年振りに復活し、明るい新年を祝った。
亀井喜久雄会頭は「『経済規模の維持による地域経済の活性化』と『ウイズコロナ、アフターコロナの下での事業者支援』を２つの大きなテーマとして諸事業を推進する」と述べた。また「人口と経済規模の維持のため、名張の強みを生かした２つの取り組みを推進する。１つは、空家を資源として捉え、若者世代や市外、県外、首都圏の人々にマイホーム取得を提案する。もう１つは『子どもを産み、育て、教育するなら名張で』とするメッセージを強力に発信し、空家リフォーム補助事業などによって、子育て世代の流入を促進し、経済規模の維持に繋げたい」と年頭の挨拶を述べた。
同日、上野商工会議所も賀詞交換会がヒルホテルサンピア伊賀で行われ、式典には１５０人が参加し、３年ぶりの祝宴には１１５人が参加した。田山雅敏会頭の挨拶に続き、岡本栄伊賀市長はじめ国会議員から祝辞が述べられた。
また上野商議所では新春講演会を予定している。テーマは「今、地域社会でできること。お天気キャスターが伝える地球温暖化について」。日時は１月21日午後２時からで、講師は気象予報士の蓬莱大介氏。場所は上野フレックスホテル、参加費は無料。お問い合わせ先は、上野商工会議所（電話０５９５・21・０５２７、ＦＡＸ０５９５・24・３８５７）まで。