名張市議会 第405回定例市議会開会
名張市議会定例会が開会した2日、冒頭北川裕之名張市長は「新型コロナウイルスについて、社会経済活動との両立に向けて強い感染対策をとらない現状では、市民一人一人の感染防止対策徹底への理解と協力が必要。また国が進めている新たなオミクロン株への追加接種について、県などと連携を取り接種体制の準備を進めていく」と述べた。また「令和3年度一般会計歳入歳出決算の認定を求める議案決議」の中で「前亀井市長は財政非常事態宣言を解除したが、決して楽観視できる財政状況にはない。都市振興税を廃止したうえであらたな行政運営に対応して、健全で持続可能な行財政運営をしていくので理解と協力を願う」と述べた。
同日、「名張市議会政務活動費の特例に関する条例の制定について」の議員提案があり、全会一致で可決成立した。内容は「新型コロナウイルス感染症対策の財源に充てるため、政務活動費の減額措置を行おうとする主旨で、令和4年10月分から令和5年3月分までの政務活動費を「4万円」とあるのを「2万円」とするもの。10月1日から施行する。
【メモ】今回からの一般質問の変更点=質問時間は、答弁を含み50分以内。質問開始時間は、1人目午前10時、2人目午前11時、3人目午後1時とし、以後1時間ごとに開始。質問方法は、最初に全ての項目について質問し答弁を求める「一括質問」と、項目ごとに質問し答弁を求める「分割質問」のいずれかを選択して行う。