名張養護学園に寄贈　百五ＳＤＧｓ私募債で

百五銀行名張支店（長田秀樹支店長）は、株式会社ネクスト・ワン（髙田雅之代表取締役）が発行した百五ＳＤＧｓ私募債（寄付型）の引き受けに伴い、手数料の一部を寄付することになり、寄付先を問い合わせると、社会福祉法人名張厚生協会「児童養護施設・名張養護学園」（山口伴尚理事長）を指定。3月７日に過熱水蒸気オーブンレンジ２台が贈呈された。
長田支店長は「寄贈先の選定で髙田社長に相談したところ、名張養護学園さんの名前があがった。寄贈する物についても色々と話し、良い縁を取りもつことができた」と挨拶した。山口理事長は「我々の施設の利用者は、生活感を体験することが少ない。それを経験させるのには非常にありがたい。ケーキを作ったり、料理をして自分たちで食べたりできる。得難い体験になるので大切に使わせてもらいたい。このように応援してもらっていることは大切なことで、子どもたちの力になっている」と礼を述べた。髙田社長は「寄贈する物は当社で扱いのあるゲーム機や、ボードゲームなどで楽しく遊んでもらえればと考えていたが、希望を伺うとオーブンレンジという事であった。オーブンレンジで調理したものを食べるのはもちろん、これを使ってお菓子作りの体験（勉強）などもできるので、将来の役に立つと聞き嬉しく思う」と贈呈に意義を感じていた。
百五ＳＤＧｓ私募債（寄付型）は、寄付を通じて地域社会に貢献することで、百五銀行が寄贈者。寄贈先は発行企業が指定する教育機関、福祉機関、地方公共団体、公益法人など。寄贈品は書籍、備品など教育に関する物品と決められている。