文科省 令和4年度全国学力・学習状況調査結果公表
7月28日、文部科学省は4月19日に実施した「令和4年度全国学力・学習状況調査」の結果を公表した。平成19(2007)年から始まった同調査は、4月第3火曜日に国公私立の小学校6年生と中学校3年生を対象に実施することにしているが、平成23(2011)年は東日本大震災、令和2(2020)年はコロナによる全国一斉休校等により中止、令和3(2021)年は1か月遅れの5月27日に実施した。今年の調査は、教科調査として小学校6年の国語、算数、中学校3年の国語、数学に、4年ぶりに理科を加えて実施。また、児童生徒及び学校への質問紙調査も行った。コロナ感染状況により、後日実施となった学校もあったが、全国で小学校18、867校、978、111人、中学校10、282校、928、509人が参加した。
同日名張市教育委員会は、当日参加した小学校14校612人、中学校5校、544人の結果を公表した。それによると、小中学校の全てにおいて全国平均を下回ったが、小学校の国語と理科、中学校の国語では、前回調査より正答率の向上が見られたと説明した。
また伊賀市教育委員会においても小学校19校590人、中学校10校649人の結果を公表した。小学校では3教科全てが全国平均を上回ったが、中学校においては、国語と理科が全国平均を下回った。