新総合計画推進のため機構改革 2023年度名張市人事異動
名張市は3月27日、伊賀南部環境衛生組合を含む389人の人事異動(4月1日付)を発表した。機構改革や、新型コロナウイルスワクチン接種体制の見直しもあり、前年度よりやや多い異動となった。北川裕之名張市長は「新しい名張市総合計画である『なばり新時代戦略』に的確に対応できる体制を重視した。そのため、職員の自己申告、人事評価、業務適正、在職履歴、年齢構成等を総合的に勘案して適材・適所の職員配置に努めた」と話した。
広報シティプロモーション推進室を新設
構改革では、「なばり新時代戦略」に沿ったまちづくりをスタートさせるため、市長直轄の政策推進担当監を新たに配置した。基本理念である「語れるまち なばり」推進のため、秘書広報室の広報広聴部門と地域活力創生室を統合し、市長直轄の広報シティプロモーション推進室を設けた。DXを円滑かつ強力に推進し、更なる行政改革を図るため、行政・デジタル改革推進室を新設し、行政改革推進室の業務を移管した。
また、大阪・関西万博に向け、産業基盤の確立と、ふるさと納税を推進するため、産業部に万博・ふるさと納税推進担当監を新たに配置するとともに、商工経済室と観光交流室の常勤職員をどちらも3人から4人に増員した。
子育て支援等きめこまかな行政対応を行うため、福祉子ども部に▽全体を統括する福祉子ども部長▽地域包括支援センター、健康・子育て支援室、子ども発達支援センターを担当する、健康・こども担当部長▽子ども家庭室、保育幼稚園室を担当する保育・家庭担当部長の3人の部長を配置した。