移住者着実に増加・伊賀に住みたい人いらっしゃい！

伊賀市の岡本栄市長は5月９日の定例記者会見で、伊賀市への移住者は着実に増加しているとする「令和３年度移住・交流施策の実績報告」を発表した。
それによると、令和３年度における移住に関する延べ相談件数は、１、２８０件、移住者数は41世帯、95人にのぼり、前年度と比較して、相談件数では45件、移住者数では４世帯、１人の増加。その主な要因としては、市に移住コンシェルジュによる相談窓口を設置したことが挙げられる。
具体的には、東京・大阪・名古屋などでの移住相談会や移住プロモーション、伊賀市の魅力を体験する移住セミナーなどを、移住コンシェルジュが実施することにより、多くの人の興味や関心を集め、相談件数が増加したと考えられる。また、令和３年４月から令和４年１月末までの、行政相談窓口を利用して三重県に移住した人数は３７２人で、うち伊賀地域への移住は97人と、県全体の約26㌫を占めている。
市では、本年度から、おためし移住などを企画し、関係人口の創出に繋がる施策の強化に努めるとしている。