議長就任記念講演・県政報告会 中森博文県議会議員
中森博文三重県議会議員の議長就任記念講演会と県政報告会が11月25日、名張産業振興センター「アスピア」(南町)で開催された。入場者数320人で遅く来た人は立ち見となるほどの大盛況であった。前半を1部「議長就任記念講演会」、後半を2部「中森博文県政報告会」とした。
1部は基調講演「日本の国力を強くするために」の題で、経済安全保障担当大臣・高市早苗衆議院議員が講演を行った。JAXSAが開発する超高精度な測位をするGPS衛星「みちびき」の話から始まり、雨でも曇りでも、夜でも地表を観測できるSAR衛星など、世界に誇る日本の宇宙技術がどれほど素晴らしいか、また宇宙ゴミの処理技術など、世界に誇る技術力で、経済力、情報力、技術力をパワーアップし、日本と日本人の可能性を次世代に引き継ごうというもので、多くの聴衆が期待していた安全保障関連の話しは無かった。30人のSPが周囲に張り付き、警備は厳重であった。
続いて会場は2部の中森県議会議長の県政報告会に移った。5月に第113代三重県議会議長の就任後、全国都道府県議長会の副会長にも就任し、非常に多忙ながら充実した日を過ぎしてきた。6月のG7交通大臣会合で各国の大臣に三重の魅力を発信した事。8月には「三重県人会創立80周年」のサンパウロを訪問、州知事や州議会議長と絆を深め、三重県とサンパウロの交流促進に向けて確認書の締結が決まった事。11月には「名神名阪連絡道路建設促進議員連盟」が立ち上がり、積極的に取り組んでいく事等々、枚挙にいとまがないほどの充実ぶりが、映像と共に報告された。併せて国道368の4車線化の現状や主要車線の整備促進に努めることなども報告された。
この日登壇したのは、北川裕之名張市長、山本佐知子参院議員、川崎秀人衆院議員(ゲストスピーチ)、細矢一宏名張市議会議長、吉川ゆうみ参院議員(登壇順)の方々であった。