長寿を祝して 名張市・伊賀市の最高齢者
9月19日の敬老の日を前に14日、名張市内最高齢者の谷口志げのさん(107歳、桔梗が丘1)に、北川裕之名張市長に代わって市職員が訪問し、「北川市長のビデオメッセージとお祝いの品」を贈呈した。昨年までは市長が訪問し、直接会ってお祝いの言葉などを贈っていたが、コロナ感染防止のため、今年は市長の訪問を取りやめた。北川市長からの市内最高齢者として3回目を祝うメッセージを聞いた谷口さんは「わざわざ来ていただいて、ありがとうございます。また、来年もお願いします」と笑顔で話した。また、市職員が長寿の秘訣を尋ねると「ストレスをためず自由に生きること」と、「近所に住む106歳違いの曾孫の成長を楽しみに、家の中だけでも億劫がらずに歩くこと」と教えてくれた。
名張市では、本年9月1日現在で人口76、381人(前年比641人減)のうち、65歳以上の高齢者は25、576人(前年比252人増)で、高齢化率は33・5㌫(前年比0・6ポイント増、約3・0人に1人)。また、75歳以上の後期高齢者は、12、598人(前年比773人増)で、後期高齢者の割合は16・5㌫(前年比1・1ポイント増、約6・1人に1人)。
本市における100歳以上の人数は、男性5人、女性41人の計46人(9月15日現在)となっている。なお、市内における男性の最高齢者は、西田義彦さん(102歳、緑が丘西)である。
一方、伊賀市においては14日、市内女性最高齢者の山川千代子さん(107歳、四十九町)、男性最高齢者の坂森文平さん(104歳、上野桑町)に、長寿を祝い末永く元気に過ごされることを祈念して、市より伊賀市最高齢者認定証やフラワーアレンジメント、和菓子などお祝いの品が贈呈された。また、坂森さん宅には市の介護高齢福祉課職員が訪問し、記念品を贈呈する際、岡本栄伊賀市長が市役所からリモートでタブレット画面を通して、直接お祝いの言葉を贈った。
伊賀市では、本年7月末現在人口87、692人(前年比1、008人減)のうち、65歳以上は29、480人(前年比206人減)で高齢化率は33・6%(前年比0・1ポイント増、約3・0人に1人)。また、100歳以上の人数は、男性13人、女性113人の計126人(前年と同数)となっている。