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「緊急事態宣言」の延長…名張・伊賀市の学校では

伊賀市では、8月30日から2学期が始まったが、市内の小中学校は当面給食なしで、午後はオンライン授業を行うことにした。児童生徒は各自に配られているタブレットを家庭に持ち帰り、午後の授業に活用する。通信環境が整っていない家庭には市教委からWi-Fi等を貸し出す。授業は、下校後通常の5限目開始の午後1時半ごろから。教師がパソコンに向かい、質問をする。画面に映った児童が挙手し、発言する。教材の動画を流したり、WEBカメラで資料を映したりして授業を進める。「普段の授業をオンラインで行うので、タブレットの扱い方にさえ慣れれば特に問題はない。不登校傾向の児童も授業に参加している。オンライン授業が翌日登校後の児童の話題になっている」とある校長はいう。
なお、伊賀市教育委員会は、21日から給食を再開し、通常授業を行うと発表。コロナ感染拡大防止の徹底を図るため、準備中は手洗い、マスク着用の徹底、食事中は話をしない(黙食)、全員前向き(机椅子を向き合わせない)、窓を開ける(換気)を各学校に周知し、保護者に理解と協力を求めている。

名張市内の小中学校は、9月1日始業式で2日から給食が始まっている。「緊急事態宣言」発出を受け、市内の小学校では、児童の登校時検温や手指消毒、家族全員の体温が書かれているカードのチェックをPTA役員や保護者有志によって実施している。 役員らは、登校してきた児童にカードに朝の体温が記入されているか、児童の体調が悪くないかなどを尋ね、検温やマスク着用、手指消毒を徹底してから、児童は教室に向かう。学校では、緊急事態宣言が終了するまで役員や保護者有志に協力をお願いしている。

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