ロボコンで優勝目指す 近大高専ロボット技術部
近畿大学工業高等専門学校のロボット技術部が、10月8日に神戸市で行われた「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2023近畿地区大会」で、障害物を突破し高所にあるフルーツを手に入れる競技に参加した。
同高専Bチームのロボットは、縦、横60㌢、高さ50㌢。競技の時は高さが1・4㍍にも伸びるキリンをイメージしたデザイン。機能と装飾に優れていると評価され、デザイン賞を受賞した。同Aチームも特別賞を受賞した。Bチームは11月26日に行われる、全国大会に出場の推薦2チームの1つに選ばれた。
部長の辰己勝寛さん(3年)や、選手の5年生3人とピットクルーの1~4年生5人が16日、名張市役所を訪れ中村岳彦副市長に、成果報告と全国大会出場の抱負を語った。
全国大会出場は17年振りと言い、辰己部長は「小学生や、中学生にも楽しく見せられるように頑張りたい」。チームリーダーの中谷忠洋さん(5年)は「もう少しデザインを工夫し、見た目を改良し、速度を上げていきたい」。他のメンバーからも「プログラミングの自動化に力を入れたい」など様々な思いが語られた。また「70×60×90㍉の角材(障害物)を乗り越える事」の苦労話も熱く語っていた。
全国大会は11月26日に東京墨田区の国技館で開かれ、全国8地区から選抜された最大27チームが出場する。近畿地区からは、優勝チームと推薦2チームが参加する。