名もなき抗議・ウクライナに平和を！

7月24日、名張市蔵持町里のぎゅーとら名張店前の国道に、「ウクライナに平和を！」「Ｎｏ Ｗａｒ！」と書いた幕やボードをもってアピールしているグーループがいた。ロシアがウクライナに侵攻した２月24日の３日後から運動を始めたという。グループ名もないし、代表者もいない。
きっかけは「新日本婦人の会」がアピールを始めた事に「戦争はあかん」や「ロシアの勝手なことは許せん！」等々思う賛同者が増え、２月27日から毎日街頭に立つようになり、一時は20人ぐらいになったという。人数は多い時も少ない時もあるが、こんなに長いこと街頭に立つようになるとは思いも及ばなかった、と参加の女性は話した。最近は猛暑なので、週２回土曜日11時30分～12時に「ぎゅーとら名張店」前、火曜日16時30分～17時「ケーズデンキ名張店」前に立つことにしているという。
参加者の浜本捨男さん（79）と奥さんの孝江さん（79）は、「子どもが犠牲になっているニュースは心が張り裂けそうになるし、知識のないロシア兵が、防護服もなくチェルノブイリ原発に駐留するニュースは、あまりにも野蛮だと思う。とりあえず自分たちにできることは、こうやって同じ心を持つ人々に訴えかけるだけだが、こうでもしないと心が収まらない。カンパもしていないし、ただ立っているだけだが、同じ思いの人が声掛けしてくれると、やはり嬉しい」と語っていた。