名張市保健センターでライトアップ
子どもへの虐待、女性への暴力根絶
11月は「児童虐待防止推進月間」また、11月12日~25日までの2週間は「女性に対する暴力をなくす運動期間」。その啓発活動のため、1日午後5時45分~7時30分まで、名張市朝日町の名張市保健センター壁面がライトアップされた。「児童虐待防止」についてはオレンジの、「女性に対する暴力をなくす運動」についてはパープルのライトアップが行われた。
ライトアップに先立ち、北川裕之名張市長は「子どもは地域の宝です。児童虐待の防止は『子どもまんなか社会』を目指すうえで最も重要な課題。子どもからのSOSに気づいたら、ためらわず通告を」とメッセージを読み上げた。続いて一見三重県知事が寄せたメッセージ「周りに気になる子育て世帯があれば、ぜひ声掛けを。虐待が疑われる場合は迷わず児童相談所に連絡を。子育ての悩みや不安を感じたら一人で抱え込まず、周りの人や児童相談所に連絡を」を山本竜也伊賀児童相談所長が読み上げ、三重県女性相談所長のメッセージ「配偶者やパートナーからの暴力、性犯罪、ストーカーは重大な人権侵害。女性に対する暴力は人権侵害です。誰にも相談できずに苦しんでいる人がいる。あなたは悪くありません。一人で悩まず、まずは相談してください」を吉岡恵子地域環境部長が代読した。
全員でカウントダウンしてライトアップが始まった。オレンジのライトアップでは、〈11月は「児童虐待防止推進月間」です。児童虐待にNOの声を!「もしかして?」ためらわないで!189(いちはやく)〉のテロップが、パープルのライトアップでは〈11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間 心を傷つけることも暴力です。ひとりで抱えず最初の一歩を〉のテロップが流れた。
オレンジとパープルのライトは15分毎に切り替わる。3年前は名張市庁舎、2年前は名張警察署、昨年は百五銀行名張支店、今年の保健センターは奥まってはいるが、道路沿いで、オレンジとパープルの色が、良く目立っていた。