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スポーツ推進審議会が答申 名張市民プールの在り方等

名張市スポーツ推進審議会(中森博文会長)は1月15日、西山嘉一教育長に「名張市スポーツ推進計画の一部見直しについて」と「名張市民プールの在り方等の検討について」の2点について答申した。
同審議会は名張市スポーツ推進計画の一部見直しについて、令和4年11月~5年3月に亘り、2回の小委員会と2回の審議会を開催し、同年3月29日答申案を提出し、5月に名張市総合計画「なばり新時代戦略」との整合を図るため、名張市スポーツ推進計画の再度見直しを図ることとなった。更に7月から12月にかけてスポーツ推進計画に加え、市民プールの在り方等の検討に関する4回の小委員会を開催し12月22日、審議会を開いて答申案の決定をした。
この一部見直しについては、その位置づけを名張市総合計画「なばり新時代戦略」の行動計画と一体とし、市民プールの在り方の検討に関する文言や、ウォーキング環境整備に伴う取り組み実績、障害者スポーツの取り組み事例に関する文言、「ホッケーのまち なばり」に関する取り組み実績、アーバンスポーツ(BMX、スケートボード等)に関する文言、eスポーツなど多様なスポーツに関する文言のそれぞれを追記することで、時代のニーズに適合することを答申した。
名張市民プールの在り方等の検討については「多世代にわたり、重要となるプールを活用したスポーツ施策を振興していくため、レジャー性を兼ね備えた屋内施設として整備し、また、整備にあたり、財源確保を行うために、名張市民プールは従来の名張市体育施設指定管理施設から離脱させたうえで、民間活力を導入するなど、さまざまな手法を取り入れた提案を検討していくべきである」と答申した。
答申を受けた教育委員会は「今後、市民プールを単に機能を回復していくのではなく、様々な角度から再検討し、なばり新時代戦略との整合を図る中で、時代のニーズに合った魅力あるべきものに、あるべき姿を策定していくことになる」と同席した鷲阪教育次長は話した。

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