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亀井名張市長 今期で引退「市財政再建にめどついてきた」

名張市の亀井利克市長(69)は1月13日、自身の後援会の「新春のつどい」で、4月にある次期市長選挙には立候補しないことを表明した。
支持者らを前に、亀井市長は「全ての市民の社会参加がかなう地域共生社会を目指してきた。市民自治の熟度の高さはWHOが注目するまでになってきた。そして、最大のテーマである市の財政再建にめどがついてきた。令和8年には赤字が解消されるだろう。今を区切りとするのが一番良いと思う」と退任の意向を示した。退任後については「肩書きも外し、名も無く、清く、貧しく、美しく生きていきたい」と語り、会場の笑いを誘った。
会終了後の取材で「後継者は指名しない。いろいろな人が出て、市民に選んでもらうのが良い」と述べた。
亀井市長は中京大学卒業後、市職員、県議を経て、2002年4月の市長選に初当選し、現在5期目。福祉と財政再建に取り組んできた。

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