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市道赤坂夏秋橋線暫定併用開通

2005年から工事をしていた、市道赤坂夏秋橋線(約500㍍)のうち、県道上野名張線蔵持町原出(ぎゅーとら前)から南に約300㍍延伸した市道東町桔梗が丘線蔵持町里の交叉点までが完成し、3月27日午後3時から通行可能となった。延伸の先は市道名張駅桔梗が丘線に接続の予定だが、途中に近鉄高架(蔵持架道橋)があり、整備時期は未定となっている。この工事は、用地買収に難航し、18年が経過したことになる。なお、工事全体の完成ではないので暫定併用という言葉が使われている。
同線の開通により、県道上野名張線から鴻之台方面へのアクセスは良くなった。また迂回路となっていた蔵持小学校北側の狭隘道路は通行量が減少し、児童にとっても安全になった。また、災害応急対応時の輸送が強化された。
開通と同時に多くの車両が往来した。東西に走る市道東町桔梗が丘線は、交差点手前で一旦停止。南北に走る赤坂夏秋橋線の交差点手前は横断歩道標識のみ。しかしほとんどの車が一旦停止する為、しばしば混乱して渋滞が生じていた。今にも事故が起こりそうだ。近くの緑が丘団地自治会長の内橋歳夫さん(73)は「交通量が多い。この混雑は信号があれば全て解決する。事故が起こってからでは遅いので、早く信号をつけて欲しい」と地元の切実な問題を話していた。

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