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忍者市月間!話題盛りだくさん 令和6年2月伊賀市定例記者会見

岡本栄伊賀市長は2月5日の記者会見の冒頭「伊賀流プレミアム付お買いもの券」に触れ、「大変お得なので、ご利用を」と勧めた。これはプレミアム率60㌫(5千円で8千円分の買い物ができる)で、利用期間は5月1日~8月31日。申し込みは2月7日正午~3月17日正午で原則WEBによる申し込み。お買物券販売期間は5月1日~6月14日、申し込み資格は、伊賀市在住者のみ。お問合せ先は、上野商工会議所ホームページ又は、電話(0595・21・0527)。
ICOCA利用開始
本論に入り「伊賀鉄道全線でICOCAの利用開始」を発表した。伊賀線の利便性向上のため進めていたICカードシステム(地域鉄道ICOCA)の利用を3月9日の始発から開始する▽伊賀鉄道伊賀線の全駅で交通系ICカードが使用可能となる▽伊賀線全駅にICカード用の簡易型自動改札機を設置▽JR西日本のICOCAをはじめ、全国相互利用が可能な交通系ICカード10種の全てに対応(PiTaPaはチャージ利用のみで、ポストペイ⦅後払い⦆は不可)▽スルっとKANSAI協議会が発行する特別割引用ICカード(障がい者向け割引)は、3月16日から取り扱い開始、定期券区間内の利用を除き、JR西日本とJR東海等の異なるエリアをまたがる利用は、一旦清算する必要がある。
また、これに合わせ記念事業が行われる。式典を3月9日午前8時から上野市(忍者市)駅前にて開催。記念ギャラリーとして市役所本庁舎で、園児が描いた絵画等を展示。利用促進のためPRリーフレットを作成し、各所に配布。お問い合わせ先は、伊賀市交通政策課(0595・22・9663)伊賀線活性化協議会(同)まで。ICOCAの購入や使用に関することは、伊賀鉄道(0595・21・0863)。
奨学金返還支援
次に「伊賀市若者定住のための奨学金等返還支援金の受付を開始」を発表。市では今年度から市内定住と若者の雇用を促進する取り組みとして、伊賀市若者定住のための奨学金等返還支援金制度を開始した。支援額は、奨学金等の年間返還金額の2分の1相当で、上限は20万円で対象期間は5年間。申請期間は2月29日迄で、対象者は令和5年4月1日以降に伊賀市内又は定住自立圏域内(笠置町、南山城村、山添村)の企業等に就職した人▽奨学金の貸与を受けて就学した大学等を卒業し、自ら奨学金を返還している人▽35歳以下の人▽申請日において、伊賀市に住民票があり、申請日から5年以上継続して定住する意志がある人▽市税の滞納がないこと▽国家公務員及び地方公務員でないこととなっている。お問い合わせ先は、企画振興部地域創生課移住定住係(0595・22・9680)。
若者会議メンバー
次に「2024(令和6)年度 第4期伊賀市若者会議のメンバー募集」を発表した。市はIGABITO育成事業の一環として、自らが地域の担い手となり、より良い伊賀を創る意志と実行力を持った若者を発掘・育成する為「伊賀市若者会議」を設置し活動している。2018(平成30)年9月から第1期が活動を開始し、今年4月からは第4期の活動となる。応募要件は、令和6年3月31日時点で年齢18歳以上(高校生除く)35歳以下で市内在住または在勤、伊賀市にゆかりのある人。募集期間は、2024(令和6)年2月1日~2026(令和8)年3月31日。応募フォームのURLは、市の公式ホームページに掲載中。任期(活動期間)は、2024(令和6)年4月~2026(令和8)3月まで。お問い合わせ先は、企画振興部地域創生課(0585・22・9623)。
「忍者市月間」催し
次に「忍者市月間中の事業」について発表。市では2月を「忍者市月間」と位置付け、広く忍者市を市内外に発信するため「忍者」を活かした様々な事業を実施する。
伊賀市では市民一人ひとりが忍者の歴史文化や精神を継承し、公民一体となって忍者を活かした観光まちづくりをめざしていくため、2017(平成29)年2月22日に忍者市宣言を行った。これに則り、毎年2月を「忍者市月間」とし、忍者市市長の出前授業、忍者図書館を始め様々な事業を実施する。
主な事業は次の通り▽忍者市市長出前授業=2月15日・11時35分~13時15分、上野東小学校▽忍者図書館=同1~28日まで・9時~19時、上野図書館▽忍びの里 伊賀・甲賀 Feel Like Ninja.222LiVE in OSAKA=同22日・午後1時30分~2時45分、大阪なんば広場▽伊賀米販促プロモーション=同19~25日▽ハイスコアで豪華賞品ゲット!最強忍者は誰だ⁉ きわめろ心・技・体!=同22~25日、伊賀忍者道場他▽2024年忍者の日限定ご朱印=同22日~(無くなり次第終了)、ワークショップ「キミだけのオリジナル苦無(くない)を作ろう!」=同10・11・23・25日、謎に包まれた忍びの世界(音声ガイド端末無料貸し出し)=同1~29日・10時~15時、伊賀流忍者博物館他▽「忍者の日給食」=同22日、市内小中学校給食で「忍者の日献立」の提供等々。お問い合わせ先は、産業振興部観光戦略課(0595・22・9670)。
市内企業の出前授業
一連の忍者月間の説明に続き、市長は「市内の企業による高等学校出前授業の開催」について述べた。開催の目的は、伊賀市の企業に安心して長く勤めて頂くこと、企業の人材不足を解消すること、地域の若年層の流出を防ぐこと。開催日は今月21日午後1時35分~3時25分で県立あけぼの学園高等学校1・2年生139人が対象。参加企業12社がブースを設置し、業界や企業内容の説明や持参機材による実習を行う。お問い合わせ先は、商工労働課(0595・22・9669)。
手数料キャッシュレス決済
最後に1月4日から「市役所窓口でキャッシュレス決済を開始」したと発表。各種証明書等の発行手数料の支払いに現金だけでなく、様々な決済手段を選択できるようにすることで市民サービスの向上を図ることが目的。内容は、課税課、収税課、住民課、伊賀支所、島ケ原支所、岡山支所、大山田支所、青山支所の各窓口で証明書交付手数料を支払う際、クレジットカードや交通系ICカード、二次元コード決済が利用できる。お問い合わせ先は、デジタル自治推進局DX推進係(0595・22・9622)。

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