めざすはプロゴルファー・吉川夏優さん

第15回全国小学生ゴルフ春季大会に出場する吉川夏優（なゆた）さん（すずらん台小５）が3月２日、名張市役所を訪れ、亀井利克名張市長に大会出場の決意を語った。
吉川さんは２歳ごろからクラブを握り、６歳からは「名張ジュニアゴルフクラブ」に所属。昨年11月桑名市で開催された「中部小学生ゴルフ選手権予選」を出場25人中１位タイで通過し、12月23日に行われた「第17回中部小学生ゴルフ選手権大会」（春日井ＣＣ）で５位（77、39・38）の成績を収めて、全国大会の出場権を得た。
吉川さんは、週１回の同クラブ練習の他、平日の週１・２回を「名張ゴルフセンター」で練習。また、休日や夏休みなどは「名張サウスカントリー倶楽部」でコースを回るという。
訪問を受けた亀井市長は「体調を整え、ベストを尽くしてほしい」と激励すると、吉川さんは「10位を目標にがんばります。将来の夢はプロゴルファー。憧れの選手は松山秀樹選手」と元気に応えた。
３歳年上の兄・奏風さん（北中２）は、小学校５年の時に全国大会に出場。夏優さんにとってはあこがれの存在であると同時に、ライバルである兄と一緒に練習に励み、２００ヤード超えのドライバーと正確なパットに磨きをかけている。
大会は、３月29・30日、栃木県の烏山城ＣＣで開催され、全国地区大会を勝ち抜いた男女各72人、計１４４人が出場し、２日間36ホールのストロークプレーで男女別優勝者を決定する。