全日本ジュニア体操選手権初出場
8月12日~17日の日程で神奈川県の横浜武道館で行われる「2022全日本ジュニア体操競技選手権大会・東西決勝大会」に、三重県名張市立桔梗が丘南小学校6年の植田春翔(はると)君が初出場する。8月2日北川裕之名張市長を表敬訪問し、抱負を語った。
この大会は全日本ジュニア体操競技連盟と日本体操協会が主催し、ジュニアの大会では最高峰の大会。植田君は、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の全6種目に参加して個人総合で順位を争うと同時に、得意の跳馬とつり輪で種目別競技に挑む。7月に広島県福山市で行なわれたジュニア選手権では跳馬で1位となり、個人総合でも上位に入り、全日本への出場権を得た。
植田君が体操を始めたのは、クラスメートに誘われて奈良にいた小学校1年生の時から。4年生の時名張に引越したのを機に伊賀市の「相好体操クラブ」に入って本格的に練習を始めた。現在は1日4時間週6日の練習を行っている。「体操で楽しいのは、新しい技ができるようになったとき」と積極的。試合に出たのは4回と少ないが、それでこの成績を上げるのは「センスが良い」とクラブの足立俊亨チーフコーチは話している。
植田君は「個人総合は6位以内を目指し跳馬は1位を取りたい。技の綺麗さと着地を意識したい」と抱負を語り、「目標とする選手は東京五輪金メダリストの橋本大輝選手。6年後のロサンゼルスオリンピックで頑張れるようになりたい」
北川市長は「横浜の全日本選手権では、けがをしないように、コロナにかからないように、熱中症に気を付けてください。良い成績を上げたら、また市役所に報告に来てください。6年後はロサンゼルスに行く植田君を見送りに行きたいね。」と激励した。
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