暗算最高位の十段誕生!
5月29日に行われた全国珠算教育連盟主催の「第409回段位暗算検定」で、名張市立美旗小学校5年の上島蓮弓(うえじまはすみ)さん(同市新田)が最高位の十段に合格し8月1日、北川裕之名張市長を表敬訪問し喜びを報告した。
検定は全国で5、687人が受験し、十段の合格者は全国で17人。三重県では1人の合格だった。検定は乗暗算(掛け算)、除暗算(割り算)、見取暗算(足し算、引き算)の3種目で40問ずつあり、それを3分以内で解く。各種目200点満点中190点以上が合格となる。
上島さんは、6歳から同市桔梗が丘の竹島珠算簿記学校に通い珠算と暗算を習っている。暗算は令和3年9月に九段に合格し、十段へのチャレンジは4回目だが(検定は2か月ごとにある)、「いつになったら合格できるのだろう」と思ったことがあるという。竹島先生によると「頭の中で答えは合っているのだが、表記が不明確だったりして185点という惜しい状況だった。今回はそれを練習した」と話す。
上島さんは「合格してとても嬉しかった。達成感があった。次は珠算で、現在四段だが十段合格を目指したい」と語った。
北川市長は「気が遠くなるほど素晴らしすぎて言葉が出ない。ぜひ珠算でも十段に合格して、市役所に来てください」と励ましていた。
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