エコツーリズム推進員着任‼ 地域おこし協力隊 二本松さん
名張市地域おこし協力隊のエコツーリズム推進員として、1日付で二本松誠さん(44)が着任した。
二本松さんは北九州生まれで、父親の仕事の関係で中2まで倉敷、その後東京に移り高校卒業直後、マレー
シアのキナバル山(標高4095㍍)に上り、登山の虜になったという。海外の山に登っては日本に帰り、アルバイトで旅費をためては海外へ行く生活をしていた。その後、整体の専門学校へ行き、スポーツトレーナーや登山用品店に勤務していたが、名張市の地域おこし協力隊の募集を知り今回応募。採用を機に大阪の茨木市から、妻子(妻37、長男2)と共に名張市に移住した。
香落渓には数回ロッククライミングに訪れたことがあり、緑に囲まれた名張には親しみがあったという。
地域おこし協力隊は、都市から地方に住民票を移動し、一定期間居住して地域の活性化に取り組む国の制度。名張市の委嘱期間は1年。活動状況や実績等により3年まで延長可能。
市産業部観光交流室によると、二本松さんの業務内容は▽市内エコツアー実施事業者との連携による既存エコツアーの磨き上げ▽地域資源を生かした新たなエコツアー商品の企画・開発▽「名張市エコツーリズム推進協議会」への参画と運営サポート▽「名張市エコツーリズム推進全体構想」に基づく市内エコツアー実施事業者に対する指導、助言、ツアーガイドの育成等、と盛りだくさん。
二本松さんが市役所で会見した19日、「名張には赤目四十八滝や青蓮寺湖など魅力のある観光資源がいっぱいあるがコンテンツが少ない。地域の人々と協力して、お金を落としてもらう企画をいろいろ考え商品開発につなげたい」、「自然学校は可能か?」、「外国人向けのハードアクティビティは?」等々、意欲的な思いが次から次に溢れ出て、今後の活動への熱い意欲を感じた。
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