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消防団をイメージアップ・若く明るいロゴ完成 名張市消防団

オリジナルロゴマークの考案・作成を、三重県立名張高等学校の表現デザイン系列 映像専攻の生徒19人に依頼していた名張市消防団は2月26日、19作品の展示と採用された1点を発表し、北川裕之名張市長立会のもと、感謝状と記念品の贈呈を行った。式には、同校の堀昌弘校長及び採用作品をデザインした2年生の奥野優月さん(17)、参加生徒を代表して丸山瑛士さん(17)が出席した。
オリジナルロゴマークの必要は若手団員からの要望で、従来と異なるオリジナルロゴを作成し、様々な場面で使うことでイメージアップを図り、団員募集に繋げたい強い思いがある。生徒達には昨年の夏休み前に制作依頼があり、作品は11月中旬に提出された。消防団では同月17日に、団員協議で採用案が決定された。
奥野さんの作品は、外周を明るいオレンジの二重の円形で縁取り、中を太く力強い七色の虹が横断し、中央に消防団の紋章の桜をモチーフにして、名張のNを添えたもの。奥野さんによると、虹は消防出初式の放水を見てひらめいたが、同時に「未来への架け橋」の意味も込めた。虹以外は全てオレンジを使っているが、この色は赤と黄色を混ぜた色で、赤色の情熱と黄色のもつポジティブさを著しているという。
北川市長は「市民の生命財産を守る意味で消防団の役割は大きいが、若い人々にもアピールし、盛り上げて頂く意味で19人の皆さんの心のこもった作品に改めて感謝したい。早速マークを使って活動し、若い人にも消防団に入ってもらえたら」と期待を込めた挨拶をした。  堀校長は「活動を評価していただき、生徒たちには大変励みになる。地域の防災という重責を担う皆様方に敬意を表し、少しでもお役に立てれば嬉しい」と語った。
式の後、早速ロゴマークの貼られた消防車9台が、1日~7日の春季全国火災予防運動に関わる防火パレードに出発した。