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「謎めし」キャンペーン ミステリアス名張をPR

名張出身のミステリー作家・江戸川乱歩が作家デビューして今年で100周年、来年は生誕130年、再来年は没後60年と3年間記念の年が続く。名張商工会議所女性会(谷口美智代会長)は、この機会に「ミステリアスなまち 名張」を市内外にPRする方策を考え「謎めし」を企画。店の前でPRするフラッグも用意した。
「謎めし」のフラッグが店の前で風に揺れているのを見るだけで、通行人の目を引き店に入ると、婦人会の定義では「味は言うまでもなく、食材、調理法、由来、物語、名称、見た目、演出などで工夫し、驚きや感動をもたらすメニュー」となっている「謎めし」が提供される。実際に味わった人も「謎」を楽しむため、他人に内容を話したり、SNSで発信するのは控えて頂きたい。なお、「謎めし」にはお菓子やスイーツなども含まれている。
6月に女性会が開いた勉強会で、講師を務めた結納品店主・小島敏孝さん(69)が、元気がなくなっていく名張を憂い、乱歩に関わる町おこしに8年間温めてきた構想を話したところ賛同を得た「謎めし」企画。商議所の食品商業部会、サービス部会にも協力を得て実行の運びとなった。
9月29日現在の参加は「角田酒店、ココプレイス、TAKIGAWA赤目、精肉のオクダ、賛急屋・HAPPYYOU賛急屋、赤目山水園」の6事業所7店舗。同会では「まちの魅力をいかに発信するかが、まちの生き残りを左右します。ミステリアスなまち名張をPRし、名張の元気につなげたい。『謎めし』のフラッグを掲げて一緒に町おこしに取り組んで」と参加を呼び掛けている。谷口会長は「江戸川乱歩の記念の年が続く。偉大なミステリー作家を生んだ名張の街を『謎めし』で盛り上げていきたい」と意気込みを話した。