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伊賀市西山の棚田・農水省「つなぐ棚田遺産」に認定

景観維持・保全などで優れた取り組みをしている「西山の棚田」が農林水産省主催の「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~(ポスト棚田百選)」に選ばれ、3月24日に認定式が行われた。「西山の棚田」の認定は、西山地区住民が一丸となって棚田の保全に努めるとともに、農産物の供給促進や伝統文化の継承など地域振興に関するさまざまな取り組みが評価されたもので、地域住民にとって大変誇らしいものとなった。
認定式は、東京都と各会場をWEBで結び開催され、認定書は岡本栄伊賀市長から西山自治会長で西山集落協定代表重倉純男さん(72)、西山ふるさと保全会会長重倉貢さん(74)に手渡された。岡本市長は「多くの人が関わっていただいていることに敬意を表するとともに、伊賀市にとっても大変嬉しい。西山の棚田のブランド米も作っていただいているので、伊賀市としても押していきたい」と祝いの言葉を述べた。重倉会長は「地域の取り組みが評価され、大変嬉しい。この美しい棚田を未来につないでいくことを使命と考え、棚田を核として西山地区の活性化に取り組んでいきたい」と喜びを語った。
今回は全国で271か所が認定され、三重県では、他に松阪市の「深野だんだん田」と熊野市の「丸山千枚田」が選ばれた。