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Nabariかわまちイベント ミズベリングin名張川2023♪

名張市の旧細川邸やなせ宿で7月7日「ミズベリングin名張川2023♪」が開催された。会場は当初、名張川テラス(南町川岸の階段護岸)が会場として予定されていたが、雨天のため急遽、やなせ宿に変更された。ミズベリングは、新しい水辺の活用の可能性を開くための官民一体の協働プロジェクト。主催はNPO法人地域と自然ちょいまる、及び国土交通省木津川上流河川事務所。
午後5時、ちょいまるさんの司会で「ミズベリングin名張川2023♪」が始まった。木津川上流河川事務所の吉田所長が、名張かわまちプロジェクトの今を説明。「名張川と宇陀川の川幅を広げてきた。水の流れを良くして、水害になり難くした。そのため橋の長さが足りなくなって、橋を付け替えている。親しまれてきた桜並木も、奥の方に植え直す。川岸全てを整備して、散策できる道や広場や階段を作ってきた。新しい川を大切に使って楽しんで」と語った。川の景観が一新されると、この町は良くなるぞ!と思わせる話だった。
名張川は木津川・淀川となって大阪湾に流れ込んでいる。関西の水の源流でもある。同様に、日本の芸能の源流と言われる「能」も観阿弥が名張で旗揚げしたと言われている。催しの2番目では「能を考える会」の山本代表と、足立憲二さんによる仕舞が披露された。この日の演舞のスタートに相応しく、参加者は静かに、端正な仕舞を楽しんだ。
3番目のステージは、川ガールズと川の仲間たち(河川事務所職員の皆さん)の指導による「川ヨガ」。ヨガと言ってもストレッチを主体としたもので、幅広い年代の人たちに愉しんでもらうために考えたという。川のポーズ・葦(よし)のポーズでリラックスし、呼吸を整え、サギのポーズで体幹を整え肩甲骨がすっきり。徐々に動きが大きくなり、サンショウウオのポーズでしゃがんだり伸び上がったり。約50人の参加者みんなが引き込まれて、全員が心も体も健康に。
4番目は「よし笛ハーモニー」。木津川流域のセイコノヨシで作ったという和テイストの縦笛。ちょいまるさんが考案し、製作教室もある。この日はちょいまるさんと6人の生徒さんによる、童謡唱歌とパッヘルベルのカノンの合奏。優しいハーモニーを楽しんだ。その後第5ステージで、この日のメインイベントの「よし笛とサックス」の競演。アルトサックスを演奏するのは、イオンにある時計店の店長さんのよっしー鈴木さん。ふくよかで美しい音色に魅せられた。ジャズテイストで迫力あるアドリブもあり、大いに楽しんだが、驚いたのは、大きさの全く異なるちょいまるさんのよし笛が、アルトサックスにガッツで負けていないこと。ステージ(座敷)横に木彫の乱歩像があり、乱歩が2人の演奏を聴いているような気がした。
この日は七夕であり、7月7日7時7分7秒、北川裕之名張市長のカウントダウンと音頭で、「水辺で乾杯!」と声を揃えた。木津川河川事務所による工事の進捗を受けた形で、北川市長は「新しい環境を、市民みんなで大切に使っていく」と乾杯に添える言葉とした。
最後のステージは、ミクりんさんによる「星のお話」。この日の日没時間は午後7時15分頃で空はまだ明るかった。初めにミクりんさんから各自スマホを用いて話を聞いてほしいと説明があり、夏の大三角、織姫と彦星の話、美しい二重星アルビレオ、アンドロメダ大星雲の話などを聞き、スマホで検索しながら見ることができた。新しい星空案内の方法だと思った。
午後7時30分、全員で清掃してお開きとなった。来年はどのような新しい風景の中で「ミズベリングin名張川2024♪」が開催されるのだろう? 楽しみが増えた。