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なばりブランドロゴ決定!

名張市制70周年のイベントとして3月23日、名張の魅力を知る・伝える「ななまるフェスタ」が名張市役所ロビー及び市民広場周辺で行われた。マルシェやワークショップが行われている会場で、12月~1月に実施した「市民発!なばりブランドロゴ総選挙」の投票結果が発表され、活用に向けてのスタートを切った。
市民夫々が名張について「語れるまちなばり」を目指す市は、昨年6月から高校生から50代まで応募の一般市民や、市民センター職員、自治会、市職員など様々な分野の人々42人のメンバー構成で、12月迄に8回のワークショップを重ねた。そこで数百の案の中から3案のキャッチコピーに絞り、そこにプロによるデザインを組み合わせロゴとして完成。昨年12月21日~今年1月21日にブランドロゴ総選挙を行い、市のホームページのサイトや、市役所、市民センターなどのボードなどで投票を受け付けていた。
投票の結果は、投票総数8204票、第1案「知り合いの知り合いは知り合い」が2030票。第2案「なんとかなるなる。なばりです。」が3618票。第3案「ひとことで説明できひん!なばり」が2556票だった。その結果最高得票の「なんとかなるなる。なばりです。」が「語れるまちなばり」のキャッチコピーに決定した。
メンバーの長谷川幸太郎さん(36)と前川美優さん(31)が当選ロゴを発表。地域おこし協力隊でこの春から刺繍で名張を盛り上げようとする長谷川さんが制作した、刺繍で出来たブランドロゴとバックボードが披露された。前川さんは「悩んだり不安な時も、支え合いで何とかなる。人とのつながりや温かさが名張の自慢。チャレンジしたい人、元気になりたい人はぜひ名張へ。『なんとかなる』と肩を押してくれる人が名張にはいるし、名張の市民は受け入れます」と「なんとかなるなる」の意義を話し「皆さん、ロゴを活用していきましょう!」と呼び掛けた。
北川裕之名張市長は「プロのライターが書いたのではなく、市民が集まって作ったロゴ。これほど市民の思いが詰まったロゴは他にはない。地域共生社会に相応しい。来たら、住んだら、希望があるなばり。そんなまちをつくって行こう!」と声を上げた。
終始ワークショップを指導してきた、名張市地域力創造アドバイザーの東海大学の河井孝仁教授は「良いコピー、良いロゴが出来た。コピーはみんなで作った思いの籠もったもの。ロゴデザインはプロがまとめてくれた。やわらかで、ほんわかしていて、フレキシブル。○○のなんとかなるなる……のような使い方になっても良い。新しい出発に、みんなが納得した素晴らしいロゴになった」と今迄の指導に手ごたえを感じているようだった。

なばりんが「リアルなばりん」に!
同会場では引き続き、市公認キャラクター・なばりんの3次元化した「リアルなばりん」のお披露目が行われた。なばりんは市内の小中学生による「ばりっこ会議」が2019年に創ったキャラクターで、市公認キャラクターになっている。滝をイメージした流れるような青い髪型、イチゴのヘアピン、ぶどうのワンピース、メロンの靴等名張の名所や名産をモチーフにしており、印刷物のイラストなどに使われていた。ところがバリっ子会議のメンバーから「動くなばりん」の要望があり、今回市はクラウドファンディングを募って動くキャラクターとして着ぐるみ(というよりコスチューム)を作った。  この日は、ご当地キャラクターの「ひやわん」や鴻之台・希央台地区のキャラクター「ちゅちゅおくん」の新曲ダンスに続いて登場し、まだ慣れてないのか些か押され気味ではあったが、こどもたちから「かわいい」「きれい」等の声が上がり「色々なイベントなどに呼んでください。なばりん駆け付けま~す」と元気にアピールしていた。