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3000人の笑顔 モザイクアート完成

名張市制施行70周年記念式典を盛り上げるため、市民約3000人の笑顔の写真を組み合わせ大きな1枚の絵に仕上げたモザイクアートが完成した。3月20日市役所で報道陣に公開され、23日の記念イベント「70(ななまる)フェスタ」で公開された。
モザイクアートは縦220・5㌢×横315㌢。市のキャラクターで、ばりっ子会議の子どもたちが考案した「なばりん」(髪が赤目滝、胴が葡萄等で表現)や、大きくかかる虹、70周年のロゴ等でカラフルに仕上がっていた。ところが、近くに寄るとこの絵が3・5㌢角の市民1人1人の笑顔の写真で出来ていた。ご当地キャラクターの「ひやわん」や、秘書室前で飼育しているオオサンショウウオの「弥助」、並んだ写真の数はなんと5670枚。
制作したのは「名張市制施行70周年記念モザイクアート実行委員会」の13人。昨年9月に発足し10月の「隠・街道市」を皮切りに、市内などで開催されたイベントや催しなど63か所で、市民の協力を得て笑顔の写真を撮影した。完成時のアートに合うように背景の色は16色にもなり、パソコン上で合成し大きくプリント。
監事の山口祐司さんは「撮影には皆さん積極的に協力して頂けた。中には自分の撮影が終わった後、10人程連れて来てくれた人がいて、とっても嬉しかった」とエピソードを話すと、副委員長の松本雅敏さんは「暗いニュースが多い中、全員笑顔なので見た人の心が明るくなれば」と話し、委員長の数元優さんは「感動のひとこと。これを見てハッピーになって欲しい。それがモザイクアート!」と感激の面持ち。
このモザイクアートは、70周年の式典後も4月中旬まで、市役所1階ロビーに設置される。当日は自分や家族の写真を探す人々で、絶えず人だかりが出来ていた。