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名張市制70周年式典 名誉市民顕彰式と功労者等表彰式

制施行70周年を迎えた名張市は3月23日、名誉市民の顕彰式と功労者への表彰式を市防災センター(鴻之台)で開催。市長始め行政や地域づくり組織代表者、来賓など約150人が出席した。
名誉市民には前市長の亀井利克さん(72・西原町)が顕彰された。平成14年に名張市長に就任以来5期20年市政を担当。住民自治の考え方を基本に都市内分離や地域共生社会実現の取り組みを推進しながら、財政再建や福祉の増進に大きく貢献した。
特別功労者には辻本林義(しげよし)さん(木屋町)が選ばれた。多年にわたり県産木材の普及推進に尽力し、市内及び圏域全体の木材産業発展に多大な貢献をした。
功労者には戦没者遺族の援護事業に大きく貢献した山口繁一さん(青蓮寺)ら39人、特別表彰には陶芸家の角谷英明さん(黒田)ら3人と11団体が表彰された。
名誉市民の顕彰を受けた亀井さんは「地域共生社会実現に向けて取り組んだ市民の皆さんこそ名誉市民です。私は不名誉市民にならないよう、これからも努力しますのでよろしくお願いします」とユーモアを交えて挨拶した。
川裕之名張市長は「表彰をお受けになられた皆様方は、優れたご功績を残されました。その献身的なご努力と不断のご労苦に対し、心から敬意と感謝の意を表します。今日の礎を築いてこられた先人たちに改めて感謝の念を抱きつつ、市民の皆さまが名張の魅力を実感し、誇りを持ち愛着を深めることができるような、まちづくりの実現に向けて引き続き邁進します」と決意を語った。
名張市は、昭和29(1954)年3月3日、名賀郡名張町、滝川村、箕曲村、国津村が手を結び名張市が誕生した。当時の人口は3万1012人。その後大規模な宅地開発による急速な人口増を推進力として成長を続けた。しかし発展のバロメーターであった人口は平成12(2000)年の8万3291人をピークに減少を続け、令和6(2024)年3月1日現在は7万5047人となっている。