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参拝客に福と笑顔を 鍛冶町蛭子神社・八日戎の福娘3人決まる

名張市鍛冶町の蛭子(えびす)神社で21日、名張に春を呼ぶとされる「八日戎(ようかえびす)」の参拝客に縁起物の吉兆(けっきょ)を授ける福娘の選考会「福引き」が行われ、3人の福娘が決まった。
名張市にゆかりのある19歳から24歳までの応募者8人がくじを引き、大学2年生の中阪紀里(ことり)さん(20、名張市さつき台)、銀行員の西岡愛梨(あいり)さん(22、伊賀市菖蒲池)、大学1年生の居内絆(きづな)さん(19、大阪市淀川区)が「福」と書かれたくじを引き当てて福娘に選ばれた。
中阪さんは「母から勧められて応募しました。選ばれてびっくり。やるからには精一杯頑張ります」、西岡さんは「職場で声をかけられて参加しました。神社だけでなく職場や地域で会う人にも福を届けたい」、居内さんは「祖母の家が名張にあり、母の勧めで去年につづいて2度目の応募です。お参りしてくれた人に笑顔で帰ってもらえれば」と話していた。
福娘は平成20年から八日戎に登場。コロナ禍で中断した年もあり、今年の福娘が第12代となる。ネコヤナギの枝に小判や鯛などを飾りつけて商売繁盛を祈る吉兆を参拝者に授与し、早春の祭りに華やかな彩りを添える。
7日は正午から午後8時まで宵宮。同1時からえびす汁のふるまい、同3時から祭典と七福神の舞いがある。8日は午前10時から午後6時まで本宮。
(写真)福娘に選ばれた(左から)中阪紀里さん、西岡愛梨さん、居内絆さん=鍛冶町の蛭子神社で