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虹色の放水に歓声 名張市消防出初式

名張市消防出初式が鴻之台の消防本部と名張川で1月7日、消防団職員、消防団員、来賓ら約200人が参加して開催された。式に先立って全員で、元日に能登半島を襲い、今も余震が続く地震の犠牲者の冥福を祈る黙祷を捧げた。
北川裕之名張市長は「だれも予測しなかった災害が能登半島を襲った。多くの皆様に心からお見舞いを申し上げたい。1995年阪神淡路、2011年東日本大震災、2016年熊本、2024年能登半島、僅か20年ほどの間にこれだけ多くの被災があった。南海トラフの発生が予測される。今後20~30年の間に起こる確率は70~80パーセントと言われている。いつ起こっても不思議ではない。対策をしっかりやっていきたい」と訓示した。
この後、瀬古口の名張川左岸付近で、はしご車、消防車等28台による一斉放水が行われた。天候が良く、七色に色付けされた虹の放水に、家族連れなどの見物客が歓声を上げながら、カメラやスマホで写真を撮っていた。時おり強風でしぶきがかかったりしたが、みな楽しそうに出初式を堪能していた。