伊賀スポ少参与・船岡庄一さん
20年度生涯スポーツ功労者
地域のスポーツの健全な普及及び発展に貢献し、その振興に顕著な成果を上げた功績を称え、2020年度の生涯スポーツ功労者として、伊賀市スポーツ少年団参与の船岡庄一さん(写真中央・80)に、文部科学大臣表彰が贈られた。
今年は新型コロナ感染拡大防止のため授賞式はなく、1月27日伊賀市役所で三重県スポーツ少年団宮崎誠本部長から、船岡さんに表彰状が手渡された。
船岡さんは、1985年に地元の新居スポーツ少年団の指導者となり、35年あまりにわたって、バレーボールやサッカーなど子どもたちのスポーツ活動の指導にあたった。
また、96年から2017年まで、市スポーツ少年団本部長などを務め、合併後のスポーツ少年団創設やスポーツ大会の企画、運営に尽力。01年から4年間は県スポーツ少年団指導者連絡協議会副会長、05年から県スポーツ少年団副本部長を歴任、スポーツ少年団の指導者育成にも尽力した。
市によると、県内の受賞者は、船岡さんで5人目である。現在伊賀市スポーツ少年団には、市内の小中学生の団員が約900人、指導者が200人在籍し、38団編成。
受賞に立ち会った岡本栄伊賀市長は、「長年にわたってスポーツを通して伊賀の子どもたちの心身とも健全育成に尽力いただき感謝します。これからも体に気をつけて活躍いただくことを祈念しています」と感謝のことばを贈った。
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