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暗算最高位十段取得!頑張った髙田さん

9月29日に行われた全国珠算教育連盟の「第423回段位暗算検定」で、髙田知佐さん(桔梗が丘中1)が最高位の十段に合格し11月14日、中村岳彦副市長を訪問し喜びを報告した。
検定は全国で4837人が受験し、十段の合格者は全国で22人、三重県では髙田さん1人が合格。検定は乗暗算(かけ算)、除暗算(割り算)、見取暗算(足し算、引き算)の3種目で40問ずつあり、それを3分以内で解く。各種目200点満点中190点以上が合格となる。
髙田さんは名張市桔梗が丘の竹島珠算簿記学校(竹島正記校長)で珠算を始め、小学校3年の3月に暗算九段となった。5年の途中から十段に挑戦を始め、2ヶ月に1度ある検定に10度目の挑戦で合格、2年近く挑戦を続けたことになる。竹島校長によると「答えを書くのに小数点とコンマの違いが微妙だとか、5の横棒が突き抜けて『ち』のようになっても不合格になる」という。髙田さんは「挑戦を始めた頃は安定しなかったが、だんだん高いレベルで安定してきたので十段を目の前に頑張れた。答えを書きながら次の問題を見るとか、誰でもわかる字で書くとかも練習した。合格したときは、達成感をいっぱい感じて嬉しかった」と誇らしげに話していた。
中学校では音楽部でサキソフォンを演奏している。朝練習の前に早く起きて珠算の練習をしてから登校。珠算は現在三段だが、これからは「珠算でも十段目指して頑張りたい」。両親と妹(小学校2年)が同席し、温かい家庭がうかがえた。妹さんも同じ珠算教室に通っていて、やる気を見せていた。
中村副市長から将来何になりたいか聞かれた髙田さんは「何になりたいか決めてないけれど、『好き』を仕事にできたら」と答えた。副市長は「好きな仕事につけるのが一番。暗算十段なんて想像以上のすごいこと。これからも頑張ってください」と励ましていた。

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