暗算最高位十段合格!
7月24日に行われた全国珠算教育連盟主催の「第410回暗算検定試験」で伊賀市立緑ケ丘中学校1年の西山紗菜さんが、最高位の十段に合格し9月22日、岡本栄伊賀市長に喜びを報告した。
検定は全国で5009人が受験しうち十段合格者は15人。三重県では3人の合格だった。暗算段位検定では、かけ暗算、わり暗算、見取り暗算、各40問をそれぞれ制限時間3分で解答する。十段合格には200点満点で各種目190点以上が合格。西山さんは、かけ暗算と見取り暗算は195点、わり暗算は190点で合格した。小学校1年から珠算を始め、小4の9月から伊賀市の北山そろばん塾(北山倫子塾長・63)に入塾し、珠算と暗算を習っている。小5で暗算八段、小6で暗算九段、そして今回の暗算十段合格となった。珠算は七段。
西山さんは、7回目(検定は年6回ある)のチャレンジで合格したが「中学生になっても練習して頑張った。今でも信じられない」と語り、「部活は科学部に入っている。将来は産婦人科のお医者さんになりたい。」と話し、岡本市長は「おめでとうございます。天賦の才に恵まれて成し遂げられた」と才能に感心しながら「将来の目標目指して頑張ってください」と激励していた。
北山塾長は、「学業も疎かにしないし、すべてに頑張っている子。珠算十段合格したらまた挨拶にきます」と話していた。
会見の場では、検定のかけ暗算40問にチャレンジし、何と1分50秒で解いてしまった。彼女には小学校5年の弟がいて、彼もまた暗算十段を目前にしているという。
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