全日本弓道選手権大会に出場 奥田智裕さん
佐賀県多久市で6月16~18日に開催される「第70回全日本勤労者弓道選手権大会」に、名張市西原町の奥田智裕さん(42)が、県代表チームの1人として出場する。8日、北川裕之名張市長を表敬訪問し、健闘を誓った。
奥田さんは、勤務する伊賀市の自動車部品メーカー・安永の安永Aチーム(1チーム3人)として、3月の県予選に出場。見事優勝し、選手権大会出場権を得た。県予選では安永Bチームも準優勝となり、三重県代表は同じ実業団のA・Bチームとなった。
奥田さんが弓道を始めたのは高校1年の時。週6日毎回2時間練習し、個人では今まで国体に2度出場している。75チームが参加するこの選手権大会には、奥田さんが所属する安永Aチームは11回目の出場になるという。これまでの最高順位は2位。「試合の時一番影響するのはメンタル。団体戦では、前の人が当たった後と、当らなかった後とではプレッシャーが全然違います。一番集中力のいるスポーツだと思います。そのためにもひたすら練習です。だから面白いとも言えます」と弓道の難しさと面白さについて話し「もちろん毎回出場するたびに優勝を目指しています。強力なライバルがいますが、平常心を心がけ優勝を狙います」と意気込みを語った。北川市長は「頑張って、優勝報告に来られるのを待っています」と励ました。
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